キャンプギア 石油ストーブ

【簡単】冬キャンプで使った石油ストーブのお手入れ方法

忘れないで!石油ストーブのお手入れ

冬キャンプでお世話になった石油ストーブを、暖かくなりそろそろ片付けようと思ってるキャンパーさんたち!

片付ける前に、よく見てください。結構汚れていてびっくりしますよ。
来年もキャンプで使えるように、お手入れをしましょう。

石油ストーブお手入れ(トヨトミRL-250)

1.油タンクから灯油を抜く

油タンクに、灯油が余っていませんか?
たっぷり残ってるともったいないし、来年の冬に使えばいいよねっ思っちゃいますが…。
でも余った灯油は、1年以上経つと成分が変質して、だんだんと茶色に変色します。
変質灯油は、故障の原因にもなるので注意が必要です。必ず、余った灯油は油タンクから抜きましょう。
変質灯油は、近くのガソリンスタンドや購入したホームセンターで処分してくれます。

2.ストーブを分解して清掃する

トヨトミ(RL-250)のつり手、天板ガード、天板を外すと、ほこりが溜まっていました。雑巾で拭き取ります、細くて指が届きづらいところは、綿棒を使うとほこりが取りやすかったです。

割れないようにガラス外筒を外し、窓ガラス用洗剤で磨きました。すす汚れが付着したガラスの外筒は、ピカピカになりましたよ。

写真では見づらいですが、すすが付着しています。

本体の後ろ側にある止めネジ3本は、ドライバーを使って外し、ストーブを分解します。点火プラグ部分の掃除は、マイナスドライバーなどを使って付着した汚れを取り除きます。

しんの先端にタールが付着して固くなっている場合は、お手入れが必要です。お手入れ方法は次で紹介します。

置台にほこりがたまると、異常燃焼や火災の原因になります。
たまったほこりは、掃除機や雑巾で拭き取ってください。

3.しんの手入れ(から焼き)

ほこりやすすを取り除いた後は、分解した部品を本体に取り付けます。
(本体後方にある、ネジ3本の取り付けを忘れないで!)
部屋の換気をしてストーブを燃焼させます。灯油がなくなり、火力が小さくなるまで放置します。
火力が小さくなってきたら、しんを最大に上げて自然消火するまで燃やします。
最後に緊急消火ボタンを押し、火が消えたことを確認します。

4.電池ケースから乾電池を取り出そう

さいごに乾電池ケースから、乾電池を取り出しましょう。乾電池が液漏れし、点火不良の原因になります。

私はクイックキャンプ(QuickCamp)のトラッシュボックスに入れて保管しています。
灯油の漏れ防止のためにも、ケースがあると持ち運びがしやすいです。

トヨトミ(RL-250)の取扱説明書のリンクを貼っておきます。

https://www.toyotomi.jp/manual/operation/RL-250.pdf

長くお世話になるものです。
来年のシーズンも、安全に使えるようにお手入れすることも大切な時間ですね。

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