今週のお題「スポーツの秋」
スポーツの秋、そういえば、私の「部活」は後からジワリと盛り上がる青春だったことを思い出しました。
父の影響で、小学校からテニスを習っていて「テニス部」に入るつもりでしたが、ひょんなことから「卓球部」に入ることになりました。私の通った中学校は、「野球部」・「サッカー」・「テニス部」がなかったのです、入学するまで知りませんでした。
入学してすぐ、いろいろな部活の見学へ行き、まずは人気の「バスケットボール部」へ仮入部したものの、身体の硬さからついていけず断念しました。
隣で活動をしていた「卓球部」の先輩が、テニスと卓球はラケットでボールを打つ競技だし、ほとんど一緒だからと声をかけてくれました。
そして卓球の魅力を教えてくれて、奥が深いんだと…。でも、卓球のラケットやピン球も触ったことない私が、プレーするイメージがつかなくて断ろうと思っていました。
でも先輩に断れないまま、部活の申し込み期限の日になりました。
困ったなぁと悩んでいたその時!
強引で優しい先輩が1年生の教室に入ってきて、何を悩むことがあるのと「卓球部」と書いて提出してしまったのです!!(;・∀・)
えっ、あまりの強引さに言葉は見つかりませんし、中学生になりたての私にとって、3年生の先輩はとても大人にみえて、刃向かえなかったのです。
そして3年間、私は「卓球部」の副部長として活動をするのでした。
この入部した「卓球部」は、とっても弱くて、市内の大会で全員が一度も勝利したことがないことが分かりました。はじめから勝てないから、試合にお弁当を持っていかないのです。
2年生になり、そんなユルユルな「卓球部」に変化が起きたのです!
過去に別の学校で、卓球を教えていた先生が顧問になり、見た目は「熱血、金八先生」のようで、先生の熱心な指導がはじまるのです。今まで、朝練や夏休みに練習もしたこともなかった部活動が・・・。
真夏の暑い体育館で、何時間も練習しました。
気がつけば、卓球が好きになってもっと上手くなりたいと思うようになりました。男子卓球部を相手に練習して、腕を磨くようになりました。
そして試合の日前日、先生がはじめからお弁当を持っていかない大会は、負けたも同じだからとお弁当を持って大会に臨みます!!と宣言。
練習のおかげか、部員の一人が1回戦の勝利をおさめました。続いて私も試合に初めて勝つことが出来ました。
今まで勝ったことがない「卓球部」、もうお祭り騒ぎです。喜びすぎて…、(*ノェノ)キャーキャーって飛び跳ねました。いま考えたら恥ずかしいですが、純粋に喜ぶ姿を思い出すと可愛い気もします。
そんなマイラケットは、青春の思い出として残しています。いろいろと断捨離をしていますが、心に残る思い出の品は捨てられないですね。いつか卓球を再開することがあるかもしれないって、思ったりもするのです(*^^*)
そして卓球といえば2002年、地味な卓球のイメージを払拭したとも言える代表作、映画「ピンポン」は漫画が原作です。出演するキャラどれも濃いのですが、窪塚洋介さんのペコ役が更に個性的なこと!!久々に観たくなりました。